ニュージーランド

【ニュージーランド航空 スカイカウチ / レビュー 後編】 料金 & 子連れ体験記(バシネット・プレミアムエコノミーとの違い)

 

ニュージーランド・クイーンズタウンで子育て中のNina(@NinaHisako)です。

 

この記事(後編)では、長時間フライトでも横になって寝れる「ニュージーランド航空エコノミースカイカウチ」について紹介します。

 

そして小さい子連れでのニュージーランド行きフライトなら、ニュージーランド航空のスカイカウチが最適

 

 

ニュージーランド(オークランド)↔︎東京間のフライトは片道直行10−11時間。 大人でも長く感じるのに、乳幼児や小さい子供を連れてだと、ちゃんと寝てくれるだろうか、周りの乗客に迷惑かけないだろうかと不安でいっぱい。

 

スカイカウチ利用で親1人での子連れフライトが楽勝だった。前編はこちら↓

http://nina-life.com/2018/10/09/skycouch-with-baby-1/

 

スカイカウチってすごく良さそうだけど、値段はどうなの?

赤ちゃんはバシネット(ベビーベッド)を使えばいいんじゃないの?

 

私も実際にスカイカウチを使ってみるまでは、「どうなんだろう?」と気になりました。

 

後編では、以下のポイントについて紹介します。

  • スカイカウチ料金
  • 赤ちゃんを連れた場合、バシネット(ベビーベッド)かスカイカウチのどちらを利用すべきか違いを比較
  • プレミアムエコノミーとの違い

 

親ひとりで、動き回る乳幼児との長時間フライトを乗り切ったぞ。

乳幼児連れはバシネットかスカイカウチか?

個人的にはつかまり立ちできる以降であればスカイカウチ一択

もちろん子供の月齢や成長具合、同行メンバーによるけど、動き回れる場合はバシネットだとかなり大変なのでは?と思う。

 

バシネット↓

バシネットは地面から浮いた状態で壁に装着。

生後8カ月までで体重が11.8 kg以下の幼児用。 8カ月以上15カ月未満で体重が11.8 kg以下なら、当日空いていれば使える場合もあるけど小さい子優先なので確約ではない。

 

バシネット体験記

うちの場合は、往路フライト時で生後11ヶ月・体重8kg(上写真)。とにかくなんでも触りたい。でもまだつかまり立ちできず、バシネットの中に置いておけばそこから出られない時。 親1+子1のフライトでもこの中で遊ばせ、それを眺めながら私は飲んだり食べたりもできた。

もちろんスタッフに言えば食事中にちょっと子供をお願いするなどヘルプしてもらえるけど、他の業務もあって忙しそうなスタッフに、長い間お願いするのはなんだか申し訳ない。

バシネットの中で寝る時は、シートベルト代わりのカバーで覆うので寝返って落ちることはない。ただ大きくなってくると、狭くて不快に思い泣く子はいるかも。

親2人の場合なら交代して膝の上で抱っこすれば負担は軽減できるし昼寝中はバシネットに置ける。とはいえ11時間は長い。

 

そして、バシネットから席までの距離は近い。↓

娘がプラスチック棒でつついているモニターは、私ではなく隣に座っている人のもの。子供が指でタッチパネルを触れるほど近い。優しい女性で、見知らぬ赤ちゃん連れ親子とのフライトを楽しんでくれたからよかったものの、快く思わない人だってもちろんいる。

そして、手に持ったものをポイポイと下に落とす。隣席女性の足元に、プラスチックカップやらペットボトルが落ちる。

ニュージーランド航空スタッフの気遣いもあり娘はご機嫌でフライトを終え、隣の女性からも「She did very well! この子よくやったわね〜!」と言ってもらえたけど、常にバシネットを見張り、娘の機嫌を取り続ける母の気疲れたるや想像に難くない。

 

帰路の時点では、つかまり立ち&段差のぼりを習得しており動きまくる状態。なおかつ親は私1人だったため、スカイカウチが大正解

これがスカイカウチではなくバシネット利用だったら、落ちやしないかとヒヤヒヤして結局ずっと膝の上で抱っこ→ 娘は隣の席まで身を乗り出して侵略→「すいませんすいません、ソーリーソーリー」と謝罪し続ける母の図、になっていた。

 

スカイカウチは添い寝できるので赤ちゃんが長く寝た

あとはうちのように、添い寝の方がよく寝る赤ちゃんは多いのでは。

ちなみにスカイカウチで使えるベビーベッドもある。壁に取り付けるバシネットと違って添い寝が可能。

 

親2人体勢でも、座席の間に座らせたり、泣いたりバシネットで寝ない時には交代で長時間抱っこ、ヘトヘト疲労を覚悟でフライトに挑むのが当たり前だと思っていたけど、一度スカイカウチでこんな楽なフライトを経験してしまうと、もう子連れでの通常エコノミーには戻れない。

 

以上の理由から、個人的にはスカイカウチに軍配が上がる

スカイカウチ料金

エコノミー席料金にスカイカウチ料金を追加してアップグレード。

1人利用の場合:片道8万円

2人利用の場合:片道4万円(1人あたり2万円)

例えば親2人で子1人連れなら、1人あたり2万円の追加でこの広いスペースを利用できる長時間フライトで子供を自由に遊ばせて親もくつろげるのでストレスも減り、機内での睡眠の質も上がる。到着後の疲労の少なさを考えるとすごく魅力的

 

んー、追加料金かぁ。と一瞬思うけど、子供が寝れないとか疲れたとかで一晩中ギャン泣きしたり、あちこち動き回るのを長時間監視することを考えると、このストレスなく快適なフライトには本当に価値があると感じた。

おかげで今回は隣の人に気を使うこともなく、娘と楽しくラブラブいちゃいちゃしながらフライトを楽しんできた。

 

スカイカウチとプレミアムエコノミーの違い

他アップグレードとしてはプレミアムエコノミーがある。 小さい子連れの場合はどちらを選ぶべき??という方は以下参考にしてみてください。

  • プレミアムエコノミーは革張りの座席や足元がゆったり広くて、食事やサービス内容もアップグレード。しっかりした肘掛けは上げられず2席の間にスペースは作れないため、子供は横になって寝ることはできない
  • スカイカウチは横になって寝れるほど抜群の広さ。食事などのサービスはエコノミークラスのまま

アップグレードする場合に、広さ優先ならスカイカウチサービス内容優先ならプレミアムエコノミー。 子供の年齢や状況に合わせて選ぼう。

まとめ:動き回る子供とのフライトなら迷わずスカイカウチ

スカイカウチを利用したおかげで、旦那不在・わたし1人で娘を連れた初めての長時間フライトをとても楽に終えることができました。次回またニュージーランド↔︎日本の移動をする時も、スカイカウチを利用する予定です。

 

今回のフライト時には娘は1歳。高速ハイハイで動き回ったり、立ち上がってアレコレ触ったりするものの、まだ歩くことはできない段階でした。好奇心おうせい&泣くとやかましいものの、普段はどちらかというとのんびりしているタイプ。フライト中は、広々とした座席やモニターなど、新しい体験が楽しいのかご機嫌でいてくれました。

もちろん子どもの性格による部分も大きいとは思いますが、それでもこの広さは確実に親のストレスを軽減してくれるはずです。娘もこのフライト後、どんどん自己主張も激しくなり急成長していて、ちょっとイヤイヤ期らしきものも始まりました。次回のフライトでは確実に違った体験になるので、どうなるのか楽しみ&ドキドキです。

次回、さらにパワーアップした娘を連れてスカイカウチを利用できる機会があればまたシェアしたいと思います。

 

以上、スカイカウチのおすすめポイント&体験記でした。

スカイカウチで疲れ知らずの空の旅を!

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