ニュージーランドの首都ウェリントンへ行って来ました!
週末の弾丸トリップ、おすすめスポットやスケジュールも紹介していきます
「世界で最もクールで小さな首都」と有名ガイドブックのロンリープラネットでも称されたニュージーランドのウェリントン。
クリエイティブなアートやカフェ文化、映画製作の街としても知られ、美しい港をかこむように発展したシティは、コンパクトながら魅力が盛りだくさん!
この記事で紹介するのはどれも定番スポット。そして小さな子供と一緒でも楽しめるところです。
カフェ・レストラン、ブリュワリー(ビール醸造所)情報は、別記事に!
https://nina-life.com/2019/06/01/wellingtonnz-kidsfriendly-restaurants/
アートな空港に到着した時点で楽しい
ハリウッド映画「ロードオブザリング」「ホビット」などを手がけた監督ピーター・ジャクソンの故郷ウェリントン。彼の映画製作会社 Weta(ウェタ:映画ファン必見の人気観光スポット)をはじめとして関連会社が集まり、映画の街として知られています。
空港内あちこちにあるこんな作品に出迎えられて、高まるウェリントン旅へのワクワク感!
アートな橋とハーバー沿いを朝さんぽ
ウェリントン・シティ・ミュージアムの中庭からハーバーへ向かう所にあるアートな橋。港を眺めて風を感じながら、気持ちのいい朝ウォーク。
日曜の朝はハーバーサイド・マーケットへ
ウェリントンで人気の週末マーケット!ハーバーサイド・マーケットという名のとおり、港の真横でオープンしていて気持ちのいいロケーション。
コーヒー、ベーカリー、チーズ、ピーナッツバターなど様々なローカル製品だけでなく、NZフードやドーナツ、ピザ、アジアン料理などの食べ歩きフードの種類もかなり豊富。ヘルシー系のスイーツやパン(グルテンフリー・パレオ)などもありました。
おしゃれでセンスのいい屋台がたくさん並んでいて、何を食べようか目移りしてしまいます。
ウェリントンらしさとニュージーランドの食文化を感じられる、とても楽しいマーケット。毎週多くの人でにぎわっているそう。
ニュージーランドでは、あちこちで「パレオ」「グルテンフリー」「乳製品フリー」といった最新ヘルシーワードを見かけます。
テパパ国立博物館のすぐ隣でマーケットは開催。
日曜日にウェリントン滞在するなら、テパパ博物館とマーケットの予定を一緒に組めば、効率よく観光できますね!
Harbourside Market ハーバーサイド・マーケット
- 住所:Corner of Cable St & Barnett St. Te Aro, Wellington 6011 New Zealand
- 電話番号:+64 (0) 4 495 7895
- 営業時間:毎週 日曜日 夏 7:30am〜2:00pm / 冬 7:30am〜1:00pm
国立博物館 テ・パパ・トンガレワ(テパパ)
どのガイドブックやブログを見ても「ここは定番、絶対行くべき」と書いてあった通りの素晴らしい場所でした!
1〜6階まである館内はとても広く、テーマごとの展示がかなり充実しています。ニュージーランドの歴史やマオリ文化、近代アート作品や子どもが楽しめるスペースも。
教育的なだけではなくて、体験しながら楽しめるものも多く、数時間はあっという間に過ぎてしまいます。(なんと無料wifiもある)
カフェも併設。じっくり見ようと思うと本当に時間がかかるので、途中にコーヒーで一息ついてからまた見学に戻るのもいいですよね。
この時やっていたのは、第一次世界大戦「ガリポリの戦い」についての期間限定エキシビジョン(2022年4月まで)。上記で紹介した映画製作会社Wetaの協力を得て作られ、かなり力が入っています。当時の悲惨な状況に衝撃を受けながらも、精巧であちこちに創意工夫が凝らされた展示に引き込まれます。(うちは旦那が戦争映画が好きで、とても興味深く見てました)
めちゃめちゃ良かったです!
英語が苦手だったり、学術的なことに興味がなくても、かなり楽しめます。このクオリティなのに、無料で入場できるのはすごい!
滞在2時間30分ほどでは全てをちゃんと見ることができなかったので、ぜひぜひまた来たいな
Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa ミュージアム・オブ・ニュージーランド・テ・パパ・トンガレワ
- 住所: 55 Cable St, Te Aro, Wellington 6011 New Zealand
- 電話番号:+64 (0) 4 381 7000
- 営業時間:毎日10am–6pm (クリスマス12月25日は休業)
- 駐車場あり(有料)詳細はこちら
ケーブルカーに乗りウェリントン市街を一望
こちらもウェリントン観光では定番のアクティビティ。なんと100年以上も運行されているそうで、赤いレトロなケーブルカーのデザインも素敵。
街中から丘の上にある住宅街までの移動手段として、観光客だけではなく地元の人たちも普通に利用しています。
山頂にも見どころあり。午前中からケーブルカーに乗って、山頂での滞在を満喫するのもおすすめです。
ケーブルカー山頂の見どころ
- ケーブルカー博物館・ギフトショップ(無料)
- ボタニック・ガーデン 植物園(無料)
- カーター天文台スペース プレース(有料)
- ジーランディア野生動物保護区(入場有料、ケーブルカー山頂から無料シャトルバス運行)
各みどころの詳細はこちらから(公式サイト・日本語)
- ケーブルカーは 夜9〜10時まで運行(曜日による)。片道約10分
- 10分間隔で運行しているので、予約なしで乗り場でチケット購入すればOK
- 大人往復 NZ$9 と値段も手頃。ファミリー券あり
- 夏シーズンは日が長いので、他の観光を終えてから夕方すぎに乗るということもできます。冬シーズンなら、景色を楽しめるのは夕方5時頃まで。
- このサイトから、日が沈む時間を月・日ごとにチェックできるので参考にしてみてください。
- 山頂のケーブルカー博物館・ギフトショップは夕方5時に閉まってしまうので注意。
次回は昼間から山頂のガーデンや、今回は行けなかったジーランディアなどでゆっくりしたいな
Wellington Cablecar ウェリントン・ケーブルカー
- 住所: Cable Car Lane 280 Lambton Quay Wellington New Zealand
- 電話番号:+64 (0) 4 472 2199
- 営業時間:平日 午前7:00~午後10:00/ 土曜日 午前8:30~午後10:00/ 日曜日 午前8:30~午後9:00 (クリスマス期間のスケジュールはこちらから確認)
- 駐車場なし(シティ街中の有料パーキングを利用)
公式サイト(日本語):https://www.wellingtoncablecar.co.nz/Japanese/Home.html
街中のおしゃれショップ
Moore Wilson’s(おしゃれスーパー)
おしゃれで質のいい商品を取りそろえるスーパーマーケット。お肉や魚、野菜など生鮮食品だけでなく、ベーカリーやデリ、デザートなどウェリントン産の人気商品の豊富なセレクション。ワインやお惣菜をここで買って、ホテルで晩ごはんにするのも楽しい!
2〜3階にはおしゃれな雑貨やキッチン用品のショップもあり、ギフトやお土産などがここで一気に効率よく買えてしまいます。
Moore Milson’s ムーア・ウィルソンズ
- 住所: Corner of Tory Street and, College St, Te Aro, Wellington 6011 New Zealand
- 電話番号:+64 (0) 4 384 9906
- 営業時間:月〜金 7:30~19:00/ 土曜日 7:30~18:00/ 日曜日 8:30~18:00 (祝日やクリスマスは変更の可能性あり)
FIX & FOGG(ピーナッツバター直営店)
ウェリントンでつくられている人気のピーナッツバター直営店。パッケージの可愛さと、何種類もあるユニークなフレーバーが特徴。
砂糖や添加物なし「ピーナッツと塩のみ」と基本のピーナッツバターは超シンプル。それに、スパイスやドライフルーツ、ダークチョコレートを加えたものなども販売されています。
2013年から始まった新しいビジネスですが、その味とクオリティの高さから今ではニュージーランド国内にとどまらずオーストラリア、アメリカ、シンガポール、フィリピンでも流通しているそう。使い終わったビンを回収してリサイクルするなど、エコな取り組みも行っています。
Eva Streetという路地の突き当たり、センスあふれるこのウィンドウショップでは「ピーナッツバタートースト」「スムージーボウル」など好みのピーナッツバターを添えて楽しめます。
今回は時間が合わず食べられませんでしたが、素敵なショップだったのでシェア。
Fix & Fogg フィックス & フォグ
- 住所:5 Eva St, Te Aro, Wellington 6011 New Zealand
- 電話番号:+64 (0) 21 190 5695
- 営業時間:火〜金 9:30~15:00/ 土・日 9:00~15:00 (月曜休み。祝日やクリスマスは変更の可能性あり)
- 駐車場なし
Wellington Chocolate Factory (ウェリントン産オーガニックチョコレート)
受賞歴あり!オーガニック&フェアトレード原料のみを使った、ウェリントン発の高品質チョコレート工場。最高品質のカカオ豆を使っています。
味へのこだわりだけではなく、NZに縁のあるアーティスト達によってデザインされた美しいパッケージも素敵。自分へのプチご褒美や、ウェリントン土産にぴったりです。
店内には、おすすめホットチョコレートなどドリンクが飲めるゆったりとしたスペースがあったり、チョコレート製造の様子を見学することも。(事前予約で見学ツアーも開催)
上記のピーナッツバターのお店と、このチョコレートファクトリーは同じ路地にあります!
Wellington Chocolate Factory ウェリントン・チョコレート・ファクトリー
- 住所:5 Eva Street, Te Aro, Wellington 6011 New Zealand
- 電話番号:+64 (0) 385 7555
- 営業時間:月 – 土 10am – 5pm / 日 11am – 4pm
- 駐車場なし
公式サイト:https://www.wcf.co.nz/
今回訪れたおしゃれショップ情報は、以下のガイドブックと記事を参考にさせていただきました!
- LOVELY GREEN NEW ZEALAND 未来の国を旅するガイドブック (四角大輔さん著)
- TABIPPO.NET(Twitterでおすすめ情報を質問したら、編集部の方が記事シェアしてくださいました)
https://twitter.com/XxPeach/status/1120533399876308993
今回の2日間弾丸トリップ・スケジュール
土曜日 | |
早朝便でウェリントン到着。バスで市内へ。宿泊先に荷物を預ける | |
10:30~ | カフェでブランチ (Olive) |
12:00~14:00 | 市内のおしゃれショップやスーパー散策 |
14:00~15:00 | ブリュワリーでビール休憩 (Whistling Sisters) |
16:00 | 歩いて宿泊先に戻りチェックイン |
17:30~ | サタデー・ナイトマーケットで晩御飯 |
日曜日 | |
9:00 | カフェ(Hanger)で持ち帰りコーヒーを頼み、朝さんぽ開始 |
10:00~12:00 | サンデーマーケットとハーバー添いを散策 |
12:00~14:30 | テパパ博物館 |
14:45 | 人気ジェラート (Kaffee Eis) |
15:00~16:30 | 歩き疲れて、ブリュワリーでビール休憩 (Fork&Brewer) |
16:45~17:45 | ケーブルカー乗車して山頂を見学 |
18:30 | 歩き疲れすぎて、お惣菜など買って宿で晩御飯。そのままのんびり |
月曜日 | |
7:30 | カフェ(Raglan Roast)で持ち帰りコーヒーを頼み、空港へ向かう。 |
2日間ちょいのウェリントン旅終了 |
あまり時間がない方、子連れでウェリントンを旅行する方の参考になれば嬉しいです。
まとめ
2日間という短い滞在期間で、子連れなのでゆっくりペース。行けなかった場所もたくさんありましたが、ウェリントンのエッセンスをたっぷり感じられた旅となりました!
せっかくならマーケットがある週末に訪れると、よりその土地の魅力を満喫できて楽しさ倍増!と個人的に思います。
ウェリントン市内はすべて徒歩で観光でき、たくさん歩いてなんと2日間で3万歩。しかも10kgの子ども抱えながら歩くことも多々あったので、夜には足が棒のようになってました。ははは
次回は、郊外のワイナリーが集まるマーティンボローやビーチなど自然を満喫するのが楽しみです!
https://nina-life.com/2019/06/01/wellingtonnz-kidsfriendly-restaurants/
https://nina-life.com/2019/05/08/nzwellington-familygroup-accomodation/
おすすめガイドブック 【LOVELY GREEN NEW ZEALAND】
ウェリントンのおしゃれなカフェ・レストラン情報、数が多すぎて自分で調べていてもよく分かりませんよね。。私がめちゃ参考にしたガイドブックがこれです。ウェリントン中の飲食店を取材した中で厳選した情報が載っていて、どれもハズレなしでした。
大手レコード会社に勤務し絢香など歌手をプロデュースしミリオンセラーを何度も記録、現在はニュージーランドへ移住しノマド生活を送る四角大輔さん(@4dsk)が出版したガイドブック。
他ガイドブックには掲載されていない、最新スポットやおしゃれな情報が満載。羊や星空だけではない、カフェ&フード文化やオーガニック、自由な風土など、まだまだ知られざるニュージーランドの本当の魅力を伝えることをコンセプトに制作されたガイドブックです。
クラウドファンディングで資金を募り制作されたため、なんとガイドブック内に広告なし。他のガイド本にはカバーされていないエリアや飲食店が多数掲載されています。写真もカラフル&絶景で素敵なものばかり。
NZ在住の私も、この本にめちゃくちゃお世話になりながら北島をキャンピングカーで旅しました。
この本を開けばすぐにニュージーランドを訪れたくなること間違いなしです!
【YouTube】 Nina & Take / ニナとタケ
高卒から大工として永住権に挑戦するプロセスやニュージーランド現地での生活・子育てをリアルタイムで発信してます。フォロー&チャンネル登録よろしくお願いします♡
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