ニュージーランド・クイーンズタウン在住のNina(@NinaHisako)です。
「女王が住むのにふさわしい街」とも言われるクイーンズタウン。透き通ったブルーのワカティプ湖や壮大なリマーカブル山脈など思わず息を飲むほど美しいNZでもトップクラスの景観に加え、多様なアクティビティが楽しめるアドベンチャーの街としても有名です。世界中の旅行者を惹きつけてやまず、1年を通して賑わっています。
この記事では、クイーンズタウン1日観光プラン(市内中心部)を徹底解説!
この記事はこんな方におすすめ
- クイーンズタウン街中のおすすめ観光スポットが知りたい
- クイーンズタウンで1日フリー。どんなプランを立てるべきか知りたい
- レンタカーが無いので徒歩で観光したい
現地在住者によるおすすめ情報、ここに行けば間違いない!というスポットをたっぷり盛り込みました。1日で満喫できる、見所凝縮プランをモデルスケジュールとともに紹介していきます!
小さな子連れファミリーはこちらをどうぞ。
https://nina-life.com/2021/04/30/things-to-do-in-queenstownnz-with-babies-toddler/
クイーンズタウン1日観光プラン
朝カフェでコーヒー&朝食 NZカフェ文化を体験
独自のカフェ・カルチャーが発展しているニュージーランドには、おしゃれなカフェがたくさん!この国の魅力は大自然や羊だけではないんです。
朝は1杯のコーヒーから始まるのがNZスタイル。または休日に家族でのんびりしたりビジネスミーティングの場になったりと、カフェは日常になくてはならない存在。ていねいに焙煎されたこだわりの豆を使い、バリスタが淹れてくれるコーヒーを楽しみましょう。
NZ定番「フラットホワイト」(エスプレッソ+ミルク、ラテより濃いめ)。これは日本ではなかなか飲めないタイプのコーヒーなので、ぜひ試してみてください。
朝7〜8時頃にはオープンしている所がほとんどなので、カフェでの朝食やブランチもおすすめです。
おすすめカフェまとめ記事はこちら
https://nina-life.com/2018/10/20/queenstown-cafes-reccomend/
https://nina-life.com/2019/02/23/kidsfriendly-cafes-queesntown/
クイーンズタウンの象徴・蒸気船アーンスロー号クルーズ&ウォルターピーク牧場訪問
100年以上の歴史がある蒸気船TSSアーンスロー号。「湖上の貴婦人」ともいわれ、ゆったりとワカティプ湖を横切る優雅なたたずまいがとても絵になる、この街のアイコン的存在。
かつて移動手段や家畜輸送として実際に使われていたものが遊覧クルーズ船へと姿を変え、今もなお観光客やローカルから愛されています。
歴史を感じる船内はノスタルジックな雰囲気たっぷり。デッキから見る美しい大自然の風景はもちろんのこと、ギャラリーがあったりエンジンルームで石炭を投げ込んでいる様子も見ることができます。
ピアノ生演奏に合わせて皆で歌うのも、和やかで楽しいひととき。
この船はクイーンズタウン市内と対岸のウォルターピーク牧場を往復しており、クルーズだけではなく下船して牧場を訪れるのが定番!
羊の毛刈りや牧羊犬が羊を追うショーの他、かつて牧場を経営していた一家の邸宅(目の前が湖)で優雅に堪能するビュッフェランチコースや、広大なファームを眺めながらのアフタヌーンティとアルパカや羊、シカ、珍しいハイランド牛への餌付けができるファームツアーが人気です。
他にもサイクリング、乗馬、ディナービュッフェコースなどもあり、世代問わず様々な楽しみ方ができる人気の定番アクティビティ。
対岸から眺めるクイーンズタウンや透き通った湖の景観もさることながら、カラフルな花が咲く邸宅前の庭も美しく、ただの牧場見学だけではなく優雅でのんびりとした時間を過ごすことができます。
1日に何便も運行されています。希望の内容やスケジュールは下記から日本語で検索でき、予約できます。
【昼】蒸気船クルーズ&ランチビュッフェ もしくは アフタヌーンティ付きプラン »日本語でこのツアーを検索する(JTB公式サイト)
【夜】蒸気船クルーズ&ディナービュッフェ付きプラン »日本語でこのツアーを検索する(JTB公式サイト)
超有名バーガー ”ファーグバーガー”
もはやクイーンズタウン観光スポットのひとつ、超人気のハンバーガーショップ。「どうしてわざわざハンバーガー?」という声も聞こえてきそうですが、2001年にオープンして以来口コミで人気を集め、今ではその名が世界に知れ渡るほどの有名店。その人気はこの街発祥バンジージャンプやスカイダイビングなど人気アクティビティに匹敵する勢いです。クオリティ維持のためチェーン展開はされておらず、このクイーンズタウン1店舗のみ。お店の前にはいつも行列が。
特筆すべきはズッシリ大きなサイズ感。NZ産ビーフ、ラム、シカ肉やチーズ、野菜などの食材を利用し、パンも隣の自社ベーカリーで焼いた自家製と、こだわりがたくさん詰まったグルメバーガー。
おすすめは定番のFergburger with cheese(ビーフ+チーズ)、Southern Swine(ビーフ+ベーコンとアボカド入り)など。ブルーコッド(タラ)や豆腐バーガーなどもあり多彩なメニュー。
店内と外に一応食べるスペースはありますが、店舗は小さいのでほとんどの人が持ち帰り。天気がいい日にはすぐそばのワカティプ湖畔で景色を眺めながら食べましょう!
時間帯によっては45〜1時間待ちのこともあるので、その場合は別日に食べるか他のプランどれかをあきらめましょう。。
真隣にある系列ベーカリーで売っているNZ国民食「パイ」、このお店のはおいしくて待たずに買えるので時間ない方はそちらもおすすめ!
Fergburger(ファーグバーガー)
- 営業時間:毎日 朝8:00~翌朝5:00
- 住所:42 Shotover Street Queenstown 9300 New Zealand
- 電話番号:+64 3 441 1232
スカイライン・ゴンドラ展望台からクイーンズタウンを一望
クイーンズタウンといえばこの景色! 標高450mのボブズ・ピーク山頂からこの絶景が眺められるスカイラインゴンドラは、クイーンズタウン市内観光で絶対に外せません。荘厳なリマーカブル山脈やセシル・ピークなどの山々、青く美しいワカティプ湖など目の前に広がる大パノラマに心を奪われます。「南半球で最も急傾斜」なゴンドラからは、野生の羊やヤギが見られることも。
頂上にある絶景展望レストランもおすすめです! ラムやサーモン、ムール貝などNZ食材をふんだんに使用、BBQカウンターで焼きたてのお肉、サラダやデザートの種類も豊富なビュッフェ形式(ランチまたはディナー、どちらも予約必須)。レストラン一面の大きなガラス窓から見えるドラマティックな眺望とともに味わう食事は、きっと忘れられない時間に。
»日本語でこのレストランの空き状況を検索する(JTB公式サイト)
山頂には他にも様々なアクティビティが用意されています。
- リュージュ(ハンドル付きのソリで滑走するアクティビティ)
- マオリによるキウィ・ハカショー
- 星空ウォッチングツアー
- ジップトレック(山頂から森の中を張り巡らされたワイヤーを滑り降りるエコ・アクティビティ)
- バンジージャンプ(クイーンズタウン絶景を背景にフリースタイルで飛べるレッジ・バンジー Ledge Bungy)
- パラグライディング
- ダウンヒルバイク・トラック
- カフェテリア・お土産ショップ
街中心部からゴンドラ乗り場までは徒歩5分ほどでアクセスできますよ。
Skyline Queenstown(スカイライン・クイーンズタウン)
- 営業時間:毎日 朝9:00~夜まで
- 住所:Brecon Street Queenstown 9300 New Zealand
- 電話番号:+ 64 3 441 0101
- ゴンドラ乗り場前に駐車場あり(4時間無料。ただ混雑で空きスペースを見つけるのに時間がかかることが多いので徒歩がおすすめ)
絶景クイーンズタウン街歩き& お土産ショッピング
クイーンズタウン市内は、ぐるっと徒歩で回れるコンパクトな規模。お土産店やカフェ・レストラン・バー、アウトドアショップ、上記で紹介した蒸気船乗り場やスカイラインゴンドラ、各アクティビティの出発地点など、ほぼすべてが街中心部に集約されています。街中を観光するにあたってレンタカーは不要です。
ショップやレストランが軒を連ねるクイーンズタウンのメイン通りは、The Mall(モール ストリート)、Beach Street(ビーチ ストリート)、Shotover Street(ショットオーバー ストリート。蒸気船アーンスロー号の発着所でもあるSteamer Wharf(スティーマー・ワーフ)エリアは、おしゃれなレストラン街。
The Mall(モール ストリート)を抜けて湖に向かって歩くと、Marine Parade(マリン・パレード)という湖沿いの歩道に突き当たり、キラキラと美しいワカティプ湖が目に飛び込んで来ます。
https://twitter.com/NinaHisako/statuses/1073512509401837569
ワカティプ湖を右手に見ながらマリンパレード歩道を少し歩くと、すぐクイーンズタウン・ガーデンに到着します。広い敷地内は緑が気持ちよく、芝生でのんびりしたり池のカモを眺めたり、ゆったり過ごすには最高の場所。透き通った湖沿いを歩ける素敵な散歩コースもあり、突き当たりには絶景ベンチが。うっとりするような景色に皆ついつい時間を忘れて長い間座ってしまうため、ベンチが空いていたらラッキーです。コースはサイクリングやジョギングする人が行き交います。
https://twitter.com/NinaHisako/statuses/1072289562783694848
クイーンズタウン お土産
NZお土産の定番はクッキータイム! 工場があるクライストチャーチ以外で、ニュージーランド国内に路面店があるのは今のところクイーンズタウンのみ。クッキーはスーパーマーケットでも少し売っていますが、路面店にはこういった可愛いパッケージや色んなフレーバーを取り扱っています。個包装になった小さめクッキーも手に入るので、バラマキ用おみやげにも。
https://twitter.com/NinaHisako/statuses/1072821801955147776
https://twitter.com/NinaHisako/statuses/1065193951743754240
お土産情報
その他のNZおみやげ定番は、マヌカハニーやメリノウール、ワイン、グリーンストーンと呼ばれるヒスイのアクセサリーなど。女性なら、ローズヒップオイルなどNZブランドの自然志向コスメも人気です。
お土産屋さんはクイーンズタウン街中に何軒もあり、だいたいどこのお店にも日本人スタッフがいます。日本へのお土産発送を行ってくれる所も多く、夜遅くまで営業しているのでレストランでの夕食後でもお買い物ができますよ。
https://nina-life.com/2018/12/17/newzealand-souvenior-supermarket/
クイーンズタウン レストランでディナー
世界中から旅行者が訪れるリゾート地なだけあって、コンパクトな街ながら多彩な飲食店が軒を連ねます。カジュアルなお店から高級店レストランまで豊富。NZ滞在中にぜひ試したいのが、ファーム大国ならではの子羊ラム肉や鹿肉、トロトロのサーモンや、近海で獲れるムール貝や高級食材クレイフィッシュ(伊勢エビの仲間)などシーフード。4〜8月頃にはブラフ・オイスターが旬。
レストランがたくさんありすぎて選べない、またはNZフードを食べたいけど英語で注文できるか不安、という方は、上記で紹介したスカイライン山頂の絶景展望レストランでの夕食がおすすめです(予約必須)。お肉やシーフードの種類も豊富で少しずつあれこれ楽しめるし、注文しなくて良いのがビュッフェ形式のいい所。
»日本語でこのレストランの空き状況を検索する(JTB公式サイト)
夕食後にデザートが食べたい人は、街中の人気アイスクリームショップ・パタゴニアへ。
クイーンズタウンおすすめレストラン情報をただいま執筆中!
ナイトライフ・バーやカジノ遊び
夕食後まだ遊び足りない人は、夜の街に繰り出しましょう。夏シーズン(11月〜2月)になると9時を過ぎても明るいので、たっぷり遊べます。クイーンズタウン市内にはおしゃれなバーもたくさんあり、豊富な種類のNZ地ビールやワインをあれこれ楽しみたくなってついつい飲みすぎてしまいそう。DJやライブミュージック演奏がある賑やかな所、しっとりと飲める所などバーは深夜まで賑わっています。
街中にはカジノが2ヶ所。どちらも規模は小さめですが、レストランも併設されておりお酒をのみながらゲームを楽しめます。
クイーンズタウン 治安
ニュージーランド他都市に比べるとクイーンズタウンは比較的治安の良い街だといえます。ですがもちろん油断は禁物。貴重品の管理や、女性1人で夜道を歩かないなど、基本的な安全対策はしっかりと行ってください。
モデルプラン・タイムスケジュール
この記事で紹介した内容をすべて1日に凝縮する場合のスケジュール案です。
8:30~9:30 | カフェで朝コーヒーや朝食 |
10:00~13:30 | TSS蒸気船クルーズ&牧場訪問ツアー |
13:30~16:00 | 街歩き・名物ファーグバーガーで昼食(時間帯によっては1時間待ちのこともあるので、1日以上あるなら別日に食べるのがよいかも) |
16:00~17:30 | スカイライン展望台(夏季は21時すぎでも明るいですが、冬季は5時頃には日が沈むので早めに山頂へ) |
17:30~19:00 | スカイライン山頂の展望レストランで夕食 |
またはクイーンズタウン街中のレストランで夕食 | |
夕食後 | お土産ショッピング、バー、カジノ |
1日にクイーンズタウン市内の見所をかなり凝縮した欲張りプランです。。!現地在住者としては、できればもう少しゆっくり満喫するのをおすすめしたいところですが、時間があまりない方でもこの街の魅力を満喫できる市内観光プランを考えてみました。
クイーンズタウン宿泊先
クイーンズタウン街中から徒歩圏内に、バックパッカーから高級ホテルまで宿泊先はたくさんあります。街から少し離れたホテルだと、宿泊代金が下がることも。街中までは公共バスで簡単にアクセスできますよ。
ホテルはエクスペディアかBooking.comの地図検索が便利です。下記から日本語で検索でき、予約できます。ピークシーズンなどホテル予約が取りづらい時期でも、片方にまだ予約可能な宿泊先が出ていたり、部屋タイプにより値段も安かったりするので、両方チェックするのがおすすめです。
»Booking.comからクイーンズタウンのホテルを検索する
まとめ:NZ国内トップクラスの絶景を誇る街での市内観光、楽しんでください!
市内を歩くだけでも美しい景観に心を奪われ、グルメやショッピングを楽しめるリゾート地クイーンズタウン。他にも、バンジージャンプやスカイダイビングなどのアドベンチャーアクティビティ、ワイナリー訪問、郊外のアロータウンやグレノーキーなど他にもおすすめ観光スポットがたくさんあり様々な楽しみ方ができます。
おすすめアクティビティや郊外の情報など、引き続き現地の最新情報を更新していきますのでお楽しみに!
https://nina-life.com/2018/11/19/queenstown-weather/
https://nina-life.com/2018/09/10/%E3%80%90lovely-green-new-zealand-%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%91-%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5/
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