ニュージーランド永住権の申請に必要な英語テストのひとつ、初めて受けたIELTSでスコア 7.0(タケ)& 6.5(Nina)を夫婦で達成できました!うかれております。(ジェネラルを受験)
IELTS受験を経験した他の人がみんな言っているように、けっこう体力も気力も使うなかなか大変なテスト(もう2度と受けたくない)。
この記事では、実際に初めてテストを受けた私たちから、以下について紹介します。
- 実際のスコア
- IELTSテスト当日の体験談
- 手応えの割にスコアが伸びなかった科目の反省点など
- 知っておきたかったこと
この記事を書いた人
ニュージーランド・クイーンズタウン在住のNina(@NinaHisako)
ただいま高卒の夫タケ( @takiporcorosso1)と一緒に、ニュージーランド永住権取得に向けて奮闘中
IELTS スコア結果
たけ 7.0
- リスニング 8.0
- リーディング 6.5
- ライティング 6.0
- スピーキング 6.5
人生で初めて受けた英語のテスト。リスニングの高得点が平均点をぶちあげました。ふだんニュージーランド人ネイティブに囲まれて働いており、英語は話し慣れてるはずなのに思ったよりスピーキングのスコアが伸びなかった原因とは?下で考察。
Nina 6.5
- リスニング 6.0
- リーディング 7.5
- ライティング 6.5
- スピーキング 6.0
初めて受けたIELTS。リーディングが良かったのは、かつてTOEICを何度か受けたことがあったのでリーディングのテスト慣れしてたのが効いたのかも。
IELTSテスト受験当日の体験談
テスト当日に失敗したこと
Nina:ふだんニュージーランドに住んでいますが、たまたま一時帰国の予定があったので日本で受験することに。1歳の娘を家族にお願いしてテスト会場へ。
実家から車で1時間の隣県が会場。テスト開始は朝から。前日にルートを調べ、1時間前には余裕をもって到着している予定でした。
しかし通る予定だった有料道路がETCのみと発覚(カード無し)大幅に遠回り&さらに何度も道に迷うという失態。ここまでがんばって勉強してきたけど、もう今回のテスト代金はドブ行きだなと覚悟。
そして奇跡的に受験受付の締め切り1分前に到着。
ふだんニュージーランドの広大な道を運転してるので、グーグルマップさえあればどこでも行けるだろうと思ってたけど、日本の知らない道路では勝手が違いました。
知らない土地で受験する時は、交通アクセスをぬかりなく調べて、余裕をもって到着しましょう(「当たり前だろ」という声が聞こえてきそうですが)
リスニング
点数が取りやすいとされる初めのパート、流れてくる英文が全く耳に入って来ないのにテストは進んでるあの状態になりまして、しっかり取りこぼしました(リスニングのスコアは6.0)
テスト開始前は、深呼吸して心を落ちつかせましょう。。
普段、音の良いイヤホンでリスニング練習をしているなら一旦やめて、家でスピーカーから聞く練習をしておくとよさそう。
(リスニングのスコアは8.0)
リーディング
俺は合わなくて、「やべっ、難しいな」と思った。
模試で調子が良い時は7.5ほど取れたことも何度かあって、苦手なライティングをカバーすべくリーディングで点を稼ぐつもりだったので、焦ってしまった。
得意分野で苦手をカバーする作戦もいいけど、俺みたいに思ったより当日できないと、その後の科目にメンタル的にけっこう響くなと思った。
(リーディングのスコアは6.5)
ライティング
たまたまかもしれないけど、過去問で練習していた問題よりは簡単に感じたから、これは私がラッキーだったのかな?(ラィティングのスコアは6.5)
うっかり油断してしまって、タスク1の簡単な方で、答えないといけないポイントを1つ書き忘れた。見直してる時には全く気づかず、テスト回収された瞬間に思い出しすという失態。。
それ以外は割とうまく書けたから、これなら1つ書き忘れても、もしかしたら6.5くらいもらえるかな〜どうかな〜と思ったけど、やっぱり減点されてライティングは6.0。
スピーキング
YouTubeだと、ポーカーフェイスの試験官がひとつを質問をし、受験者は止まらないようにひたすら話し続けるという印象。
実際のテストでは、思っていたよりも試験官はフレンドリー。もう少し会話っぽい部分も多かったです。たまたまだったのかな?
もちろん人によるだろうけど。
私が答えた内容がどれも短めだったからか、きちんと私の会話レベルをみるため、色んなレベルの質問を幅広くされました。
いちばん最後の難しいパート3では、途中から自分でも何を言っているのか分からなくなるほど主張もめちゃくちゃ。
最終的に「えーと、うーんと、、、、、、(沈黙)、、、(やばいひねり出す言葉すらでてこない。。)」という状態の時に
「はーい、では終了です。ありがとうございました」
と持ち時間が終わってしまいました。
簡単なことならまあ話せるけど、抽象的で複雑なトピックになると言葉がでてこないという私の能力があますことなく浮き彫りにされた試験だったなと思いました。
結果、スピーキングのスコアは6.0。
聞かれた質問にはすべて止まらず答えたし、パート3で歴史について聞かれた時も、歴史好きな俺にとっては答えやすいトピックだったからこれもクリア。
結果は6.5。
あんなにスラスラ話したのに思ったよりスコアが伸びなかったのは、カジュアルに話しすぎたからだろうなと思う。
止まらず話すだけじゃなく、きちんと色々な表現パターンを使うことが大事なようです。
IETLS 受験前に知っておきたいこと
テスト中のトイレ休憩なし
IELTSは、スピーキング以外の3科目を約3時間半ぶっ続けで受験、その間のトイレ休憩なし。
試験中の途退室は原則禁止ですが、 お手洗いや体調不良等やむを得ない場合、一時退室・再入室が可能です。
万が一退室を希望する場合は静かに挙手し、試験運営スタッフへ申告してください。なお、一時退室した場合でも、試験時間の延長はしません。
※試験全体及び各技能のインストラクション中、リーディングテストおよびライティングテストの終了10分前、リスニングテスト中は一時退室はできません。また、退出した場合には、いかなる理由があっても再入室して試験を再開することはできず、それ以降の他の技能テストを受けることもできません。(日本英語検定協会サイトから引用)
ライティングはいつも時間ぎりぎり。「貴重な時間を削ってトイレいく=文字数に満たず減点の可能性大」なのでトイレは諦めました。
産後はお手洗いが近いから、めちゃくちゃ不安。。
トイレのルール厳しすぎませんかね?
テスト前はコーヒーとか水分取りすぎないようにね!
筆記試験の順番が変更になったそうです!
IELTS試験をご受験予定の皆様に、2019年4月13日からの試験実施科目の順序変更についてお知らせです。
この度グローバルのIELTS本部の方針により、アカデミック・モジュール、ジェネラル・トレーニング・モジュールにおいて、筆記試験の順番が下記のように変わります。
旧)リスニング→リーディング→ライティング
新)ライティング→リーディング→リスニング
それぞれの科目の所要時間は変わりません。
お手洗いなどで、一時退室ができる時間は従来どおりです。
リーディングが得意で早く読める人なら開始直後にトイレ行けそうだけど、そうでなければタイミングが難しそう
まとめ
以上、わたしたちのIETLSテスト体験談でした。テスト問題との相性や、当日の体調や調子などで、みなさん様々なエピソードがあると思います。
当日、テストを受けてみて分かった点もたくさんあったので、やっぱり実際にテストを受けてみて雰囲気や流れに慣れるのがおすすめです。
そして、テスト対策よりも、はじめにそもそもの実力をあげておくことが何よりも大事なテストだなというのが、夫婦共通して思ったこと。
別の記事でも書きましたが、8年の海外での英語生活で、基本的な単語力・英語力を身につけていたという点はすごく大きいです。おかげで、1〜2ヶ月という短いテスト対策期間でスコア達成することができました。
とはいえ、タケさんが家庭教師から「IELTSで点が取れるポイントを把握しておかないとスコアアップは難しい特殊なテストだよ」と言われたように、IELTSテスト専用の対策は必ず必要。
実際のテストとほぼ同じ内容の公式問題集が試験対策にとても役立ちました。テスト形式に慣れる練習も超大事だなと実感。1〜2冊手に入れて、自分で時間を測りながら模擬テスト。
海外移住に必要なジェネラル版
amazonで見てみる »IELTS 16 General Training Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank (IELTS Practice Tests)
公式問題集は実際のテスト形式に慣れるには最適な問題集ですが、解説がついていないので、日本語の参考書を組み合わせて練習するのがおすすめ。
分かりやすかったおすすめ参考書 & NZ永住権に必要なスコア情報↓
https://nina-life.com/2019/05/11/ielts-study/
テスト対策で気をつけた点や、育児中の勉強スケジュールについてまとめました。
日本から受験してる人を尊敬します
これからIELTSのテストを受けるみなさん、検討を祈ります!!
https://nina-life.com/2019/05/11/ielts-study/
https://nina-life.com/2019/05/13/ielts-score7-study/
【YouTube】 Nina & Take / ニナとタケ
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▷タケ-海外で億越えの家を建てる大工さん- @eigo_de_daiku