ワーキングホリデー

【海外移住・ワーホリ】ニュージーランドで壁画アーティストとして活躍する日本人! / ワーホリの目的? 

ニュージーランドで壁画アーティストとして活動し、現地でも注目されている青島江龍(こうりゅう)君。

ワーホリで現地に滞在しながら、アーティストとして活動してる??

初めは意味がよく分からなかったけど、どんどん自分で道を切り開いていく彼のストーリーがめちゃめちゃかっこよくて、夫婦ともども刺激を受けましたのでシェア!

いまの日本での生活にモヤモヤしている人や、これから海外に出てみたいけどワーホリの目的とか特に無いけど、、と考えてる人はぜひ読んでみてください。

 

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ワーホリでアーティストとしての活動を開始

中国生まれ、地元は群馬県。

今ではニュージーランドのアーティストとして注目をあびている江龍くんだけど、なんと壁に絵を描き始めたのは4年前の2018年、海外に来てからのこと。

海外に出るまでは、日本で広告デザイナーとして社会人をしていて、新しい環境を求めて仕事を辞め、世界を回る旅に。

ワーホリで訪れたオーストラリア、アートの街メルボルンに自由に描きまくってOKな壁があったそうで、創作活動が始まったのはそこから。ただ、もともとアートは好きだったものの、はじめの数ヶ月は技術的な面など試行錯誤の連続。レストランでコツコツ働いて制作資金を稼ぐ日々。

オーストラリアのワーホリ期間が終わってから次はニュージーランドへ。

でもクライストチャーチにいる時に、国内のコロナ感染拡大で1ヶ月以上のロックダウンが始まることに。前代未聞の状況下、車で2時間弱ほどの小さな町にたまたま日本からの友人が宿泊施設を経営していたので、迷った結果、ロックダウン前に運行していた最後のバスに飛び乗って町を移動。

そしてそこで滞在したジェラルディンという町が、江龍くんの人生を大きく変えたそうです。

滞在していた友人のモーテルにあった卓球台に描いたアート。それが地元の人の目にとまり、そこからカフェや美容院、整体院など次々と依頼が舞い込んでくるように

ちなみに壁画アーティストは、英語でミューラルアーティスト(Mural Artist)というらしい

 

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そして行政からのプロジェクトまで依頼されるほどに。地元の子どもたちと協力しながら完成させてプロジェクトには、なんと記念の名前プレートまで!町の公園にある23m×2.3mもの大きな壁に、長い時間をかけて描きあげたこのアートは彼の代表作。

 

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そして2021年2月に、ニュージーランドで開催された壁画フェスティバルでは、人気投票1位に!!! 長年活動しているトップアーティストもいる中での1位。すごすぎる。

 

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えっとー、壁に書き始めたのって4年くらい前の話なんですよね?

そこから才能を爆発させて、海外でアーティストとして活動して収入を得ている??

いやいや、かっこよすぎるやろ。

日本からやってきた若者が、ジェラルディンをストリートアートの町として盛り上げているということでニュージーランド最大のニュースメディアや、地元の新聞のトップにも紹介される注目ぶり。

 

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「デザインは問題解決・アートは問題提起をするもの」と語ってくれた江龍くん。

会社のロゴを壁に書いてくれという依頼もあるそうだけど、今は自分じゃなくても描けるものではなく、自分にしか描けないものだけを積み上げていくことにこだわっているそう。

ニュージーランドやオーストラリアには、若いアーティストを支援する自由で柔軟な風潮があるんだとか。

旅やイベント参加、他のアーティストから得たインスピレーションから次々と新しいアートを制作し、いま拠点としているジェラルディンの壁はほぼ描ききってしまったほど。なのでこれからどんどん活動範囲を広げていく予定だそう!しばらくは海外にいる予定らしいので、今後の活躍が楽しみ!

ニュージーランドに来たらぜひ彼の絵を探してみて欲しいです。ジェラルディン以外には、テカポ、クライストチャーチ、ブラフ、ゴアなど。

各地のイベントに呼ばれてるそうなので、制作してるところを生で見れるチャンス!彼のイベント参加情報はインスタグラムをチェック。https://www.instagram.com/koryu88/?hl=en

ワーホリの目的?

江龍くんのように海外でアーティストとして活動するなんて、一部の人ができることで自分には関係ないことのように感じるかもしれないけど、自分の人生をどうやって生きるか、限られたワーホリ期間をどう過ごすか、「自分は本当に何がしたいのか?」向き合うとても大切なことを伝えてくれてると思います。

特にワーホリは、期限も年齢制限もあることなので、チャンスは大切にしたいですよね。

江龍くん自身も、海外でアーティスト活動をするなんて思ってもみなかったことだし、我が家も、短期滞在かと思っていたニュージーランドの名前も知らなかった街に9年も住んで子育てしてるなんて、人生ってほんとに先がどうなるか分からない。

「海外に出てみたいけど、ハッキリした目的がないのに行っていいんでしょうか。。?」という相談をいただくことがあるんですけど、全然いいと思います。だってどうなるかなんて実際現地に行ってみないと誰にも分からないっすもん。まして出発前にどれだけ考えても、まじで答えは出ない!ワーホリに行く目的とか明確に無くて大丈夫です。

いまはコロナで海外にいく計画を立てることさえできない状況で、ワーホリや留学に行きたいのに、日本で働くしかなくてモヤモヤしてる人もたくさんいるかと思います。わかるよ〜。でもその時間は絶対に無駄にならないはず。

江龍くんも、ニュージーランド現地では自治体や仕事を依頼してくれる人との交渉はすべて自分でやらなくてはならず、日本で得たビジネススキルと経験がそこで活きてると話してくれました。

お金をためたり、英語を鬼勉強したり、今は長めの準備期間と考えて、みんなで希望をもっていきましょう!

おまけ:江龍くんと出会ったきっかけ

街の公園で友達ママと話してたところ「日本人ですか〜」と、イベント帰りでクイーンズタウンに滞在してた江龍くんが話しかけてくれました。超久々に日本人を見かけて思わず声をかけたらしい。話してるうちに、友人のはっしー(@hassy_nz)がYouTube動画(海外で活躍する日本人壁画アーティスト!【ニュージーランド】)で紹介してた壁画アーティストだと判明!夫もたまたま前日に江龍くんのサイバーパンクの超かっこいいアートを見てたところだったらしく話が盛り上がり、翌日に友達も集合してみんなで秘境レイク貸切でピクニック。色んな話をしてくれました。ブレイクダンスやイベントMC、ポッドキャストとかもやってるそう。多彩か。ちなみに本物は写真よりもめっちゃイケメン。

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