ニュージーランド子育て

ニュージーランドで妊娠&出産【費用まとめ】出産費用が無料!その他かかったお金

ニュージーランド・クイーンズタウンで子育て中のNinaです。

 

海外で出産なんて、何百万かかるの? 親からたくさん資金援助があったの? と思われそうですが、なんと出産費用は無料でした。

 

それ以外にちょこちょこ支払った費用について私のクイーンズタウンでの体験をまとめました。2017年の話。

NZでは出産費用が無料

妊娠中から産後までの必要なケアが無料で受けられるこのありがたいサービスは、税金によってまかなわれている。

日本のように一旦支払ってから出産一時金を受取るのではなく、そもそも何も支払う必要がないので余計な手続きもいらないし本当に楽でありがたい

カバーされる内容

思いつくままざっくりと書いてみました。だいたいこんな感じ。

  • 妊娠発覚後のGP(かかりつけ医)との検診
  • 血液検査
  • 助産師の定期検診
  • 助産師の出産立会い
  • 陣痛促進剤や帝王切開など必要な医療処置やその他検査
  • 妊婦へのインフルエンザのワクチン摂取
  • 出産時の入院費用(個室、食事)
  • 助産師による産後の母子検診などケア

これらは公的な機関でサービスを受ける場合で、助産師ではなく産婦人科医に妊娠中のケアをお願いする場合や私立の病院を使う場合は費用がかかります。

ほとんどの人は助産師に担当してもらい、公的機関を利用。

対象になる人

誰でも無料という訳ではなく、保持しているビザ種類によって決まります。

妊婦本人もしくは旦那(パートナー)が;

  1. NZ人または永住権保持者
  2. オーストラリア人またはオーストラリア永住権保持者でNZに2年以上住んでいる
  3. ワークビザで2年間かそれ以上NZに滞在している

主要なのはこの辺り。あとは難民指定されている人など。自分が該当しているかどうか、詳しくはこの政府のウェブサイトで確認できます。

私は3のワークビザ保持者に該当。1年ごとのワークビザ更新でも、それで2年以上こちらで働いていれば対象。ややこしいケースでよくわからない場合は、検診の時にでも病院で尋ねるとシステム上で確認してもらえるようなので聞いてみてください。

該当しない場合は、目安の出産費用として最低NZ$9000 プラス生活費などなどを用意しましょう、とイミグレーションのウェブサイトに書いてあった。

 

超音波検査は有料

超音波検査は専門の機関が行うので別途費用がかかる。

私の場合は、1回につきNZ$40。通常は$80のところが半額。4回目以降は無料。(2017年 クイーンズタウンで私の場合)

検査を5回したうち、支払ったのは3回分。私は就労ビザで2年以上NZにいるので、この料金になる対象ということだった。料金は、都市や機関によっても違うみたい。

支払った金額:合計NZ$120 (日本円で1万円しないくらい)

超音波検査についてのブログ👇

http://nina-life.com/2018/07/07/ニュージーランドで妊娠⑤-超音波検査は毎回しな/

サプリメントも有料

血液検査の数値をもとに、必要なサプリメントが処方される。これはお金がかかる。

私に出されたのは鉄分、ビタミンC 、ヨウ素などで1箱につきNZ$ 5程度。数百円ほどなので安い。

支払った金額:合計NZ$15

(これ以外に、妊娠がわかってすぐの頃に自分で薬局で葉酸サプリを購入して飲んでた。値段は忘れたけどそんなに高くなかった)

 

両親学級(Antenatal Class)

こちらにも、産前のパパママ教室なるものがある。私が住むクイーンズタウンでは無料だったけど、都市によっては費用がかかる所もあるそう。

妊娠中に必要な栄養素や、出産の流れなどについて勉強。私の時はコーヒーとおやつが出ました。週末に開催され、ほとんど夫婦揃って参加してた。

 

NZ出産にかかった総費用は合計 NZ$135

日本円で1万円前後くらいでした。

これ以外には、妊娠検査薬、マタニティ服、必要ならマッサージや鍼治療などが個人負担。

 

思ったこと:NZでは私たち外国人なのに無料でケア受けられてありがたい

私たち夫婦はどちらも日本人でまだ永住権を持っておらず、ニュージーランドでは外国人なのにこれだけのケアが受けられてありがたいなあと思った。 出産費用が無料だからといって適当な医療サービスを受ける訳でもない。

出産前に病院のラウンジにいた時、オーストラリアで出産したという女性に話しかけられたんだけど、彼女の場合は個室だと別途料金が必要だったので相部屋にしたそう。なので「無料で個室も使えてケアが受けられるなんて、ニュージーランドで出産できるあなたちはとてもラッキーよ!」と言われた。

もちろん日本の産院のようにコース料理は出てこないけど、そもそも無料で受けてるサービスだし、スタッフは皆とてもプロフェッショナルでフレンドリー。病院の食事がフィッシュ&チップスじゃなかっただけでも私にとっては十分期待以上だった笑。

出産のための費用をわざわざ用意するという必要がなく、海外で子供が生まれてみるまでいくらかかるかと心配する必要も全くなかったのも良かった。

 

旦那がNZ人だったりすでに夫婦で永住権を持っている場合の話はよくありそうだけど、ワークビザの場合ってどうなるの?本当に無料で産めるの?と私は色々気になって調べました。

安定期に入るまでは妊娠してることを言いづらかったり、お金のことだし、これから出産する誰かの参考になればと思い私の体験談をシェアしてみました。

 

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