ニュージーランド移住をめざして、現地で子育て中のファミリー、妻のNinaです。
今回の記事では、ニュージーランド移住・生活のデメリット、思いつく対策方法について書いてみようと思います。
ニュージーランド生活について知りたい方へ、現地での経験が参考になればと思い書きますが、決してこの国をディスりたいわけじゃないので悪しからず!
ぜひ、ニュージーランド生活の良いところ・メリットについて書いた記事も読んでもらえると嬉しいです。
https://nina-life.com/2021/02/19/whatsgoodabout-livinginnz/
ニュージーランド移住のデメリット
物価が高い
日本に住んでいると質の高いものがびっくりするほど安い値段で変えてしまいますが、ニュージーランドへ来ると、「あれ、物価けっこう高いな」と感じます。
最低賃金が毎年上がるのでそれに合わせてもちろん商品の値段も上がる、国内の企業がそんなに多くないので競争も少ない。為替も上がっています。 (NZ$1=50〜60円の頃より80円くらい)
カルチャーが似てるお隣の国オーストラリアでワーホリしてからニュージーランドへ来ると、オーストラリア生活も物価が高めだったとはいえ、ニュージーランドの方が給料の割に生活費が高いという事実に初めは驚きました。
外食
- コーヒー&パン1個 約NZ$10(800円)
- カフェでランチ NZ$15〜30(1200~2400円)
- フードコート軽食 NZ10〜18(800〜1500円)
- レストランでディナー NZ$20〜40 (1600~3200円、お酒やドリンク含まず)
チップ文化は無し。
電子機器
安いものを買うと壊れやすかったりするので、ちゃんとしたものを買います。もちろんそれなりのお金がかかります。
ツアー代金
人気の観光地でのツアーやアクティビティは、だいたい1〜3万円ほど。日本なら1000〜2000円くらいの価格設定になってそうなクルーズなども5000円以上ほどします。
買い物が不便・選択肢が少ない
生活に必要なものはなんでも現地でそろいますが、おしゃれで便利なものがすぐに安く手に入る日本のショッピングに比べると、どうしてもニュージーランドは選択肢が少なくて割高です。アレ欲しいな〜と思ってもニュージーランド国内には無いことも。
夜の娯楽が少ない
お店はどこも10時くらいには閉まります。夜に開いてるのはバーとマクドナルドくらい。シティなら、クラブとかカジノ、曜日によってはナイトマーケットがあることも。
でも基本的に、夜は店閉めて家に帰るという感じなので、太陽のリズムに合わせた生活はもちろん体にとってはいいんですが、たまに日本の夜遊びが恋しくなったりもします!
国外旅行がしずらい
ニュージーランドってどこからも遠い国なんですよね。。(遠い目
一番近いのが、お隣オーストラリア。あとはフィジーやサモアなどの太平洋諸島。遠い分、航空券代も割高だったりして、お金がけっこうかかります。
国内の飛行機代
ニュージーランド国内線も、時期によってはかなり高いです。フライト本数が多い都市間だと往復2万円くらいで済んだりしますが、ちょっと離れた場所だと往復5万くらいの感じでお金がかかります。車で行くには遠すぎるけど、フライトは割高すぎる、という2択となり、ロードトリップを選ぶ人も多いです。割引セールで安く買えるとラッキー。
病院 住む場所によっては遠い・歯医者が高い
ニュージーランドの中でも人口が集まる都市に住んでいれば問題はないですが、我が家のように、クイーンズタウンや小さい町に住むことを選ぶと、大病院まで車で1〜3.5時間かかる、という問題が発生してきます。
歯医者も高いです。虫歯1本治すのに数万円。こっわ!(ニュージーランドに限らず歯医者が高いのは海外あるあるですね)
公共交通機関の充実度
普段の生活は、大きなシティならバスもありますが基本的には車がないと不便。だいたいみんな車は持ってますが、運転したくない人にとってはデメリット。
都市間の移動は、飛行機か長距離バス、車のどれか。電車は発達しておらず、観光用トレインがいくつかある程度。
対策方法
自炊する
ニュージーランドは農業・畜産がさかん。国内で大量に作っているので、旬の野菜・フルーツ・お肉などはスーパーで安く買えます。(一時帰国した時に、スーパーの野菜が日本の方が小さくて高いなと感じました)自炊すれば食費はかなり抑えられます。
日本では外食ばかりだったので料理は苦手でしたが、ニュージーランドで生活するようになって料理ができるようになりました。
中古で売り買いできる
ニュージーランドでは、中古品の売買がかなり盛ん。自分では使わなくなったものを、ガレージセールといって、自宅前で売る人もたくさん。
中古車の値段がそんなに下がらないので、中古で手に入れた車を、数年後に同じような値段で売るとかもよくある話です。
ネットで買う
安く買い物したい時は中国のサイトで買ったりもします。(Wish、Ali Express など)
ま、届くのに2ヶ月以上かかるんですけどね。
お金かけなくても景色がすごい
ツアーに参加するのももちろん楽しいですが、ニュージーランドといえば壮大な大自然。無料のハイキングコースは山のようにあるし、山やビーチなど景色を眺めながらピクニックしてるだけでも贅沢な時間が過ごせます。
ツアーや航空券は割引サイトをチェック
ディスカウントが受けられるサイトをうまく活用しましょう。
- アクティビティ Bookme
- レストラン First table (早い時間ならフード50%割引き)
- ニュージーランド国内の航空券 Grab a seat
病院いかなくてすむように体に気をつける
日本にいた時は、具合悪くなったらすぐそこの病院いけばいいわ〜みたいな感じだったんですけど、ニュージーランドの医療は無料で治療・手術が受けられる制度(対象者のみ)があるとはいえ、初診で一度見てもらうのに数千円かかったり、地域によっては病院も遠いので、食事に気をつけたり、運動するようになりました。風邪かなと思ったら病院には行かず寝てます。
まとめ
ニュージーランド生活は、便利なものであふれる日本と比べると不便に感じることも多いですが、長いこと住んでると無くても平気になったり、不便さにも慣れました。住めば都。
どの国にも良いところと微妙なところはあります。人によって合う合わないもあるし。賑やかな都会が好きな人もいれば、田舎が好きな人。ニュージーランドののんびりした生活を、リラックスできていいわ〜と思う人もいれば、退屈と思う人もいるように、人によってはメリットがデメリットになります。
わたしも、クイーンズタウンに来たばかりの頃は今よりさらにお店も少なかったのでいろいろ不便、無いという状態に慣れず、「もうやだな〜」と思った時期も正直ありました。買い物したり、おしゃれしたい、みたいな。
でもワークライフバランスや大自然のすごさなど、いいところも見えてきて、今の我が家にとっては良い環境だなと思って住んでおります。ゆるくてのんびりしていて、多様性にとても寛容な社会でよいです。
https://nina-life.com/2021/02/19/whatsgoodabout-livinginnz/
https://nina-life.com/2019/07/24/live-queenstown/
1週間の食費と、ニュージーランドのスーパーでの買い物の様子を動画にしたのでどうぞ!
【YouTube】 Nina & Take / ニナとタケ
高卒から大工として永住権に挑戦するプロセスやニュージーランド現地での生活・子育てをリアルタイムで発信してます。フォロー&チャンネル登録よろしくお願いします♡
【Twitter】
▷Nina🇳🇿 海外移住&子育てマミー @NinaHisako
▷たけ🇳🇿 ”NZ公認”建築大工⚒ YouTuber @takiporcorosso1
【Instagram】
▷家族アカウント:Nina & Take @nina_take24
▷タケ-海外で億越えの家を建てる大工さん- @eigo_de_daiku