ニュージーランド・クイーンズタウン在住のNina(@NinaHisako)です。
娘がニュージーランドの幼稚園に通いはじめましたー!
今住んでる地域には2歳から通える幼稚園があって、空きがでたので通い始めました。初日から楽しそうに過ごしてくれて、親としてもほっと一安心。
ニュージーランドの幼稚園、ここが面白い!と感じたことをシェアしていきます。
各施設によって、方針や条件は違います。これはあくまで私たちが住む地域、通っている施設での体験談に基づくエピソードなので、ニュージーランド全体が必ずしもそうではないということをご了承ください!詳細は希望の園に直接ご確認を。
YouTube動画でも話してます👇👇👇
ニュージーランドの別の地域や、他の国の幼稚園の様子など、コメント欄でぜひ教えてもらえると嬉しいです!
ニュージーランド移住や旅行、英語などについて発信しているのでチャンネル登録もよろしくお願いします♡
ニュージーランドの幼稚園
多国籍 インターナショナルな環境
ニュージーランドは世界中からの移民が集まる多民族国家です。
私たちが住むクイーンズタウンはニュージーランド国内でも随一のリゾート地で、働いているスタッフも移民が多く、かなり多国籍なコミュニティ。
もちろん通う子供たちも、ニュージーランド以外に、イングランド、UK、ヨーロッパ、アジア、北米、南米など親のルーツは様々。
世界地図があって、子供のルーツとなる国の上に写真がかざってあり、多様性あふれるいい環境です。
コミュニケーションは英語。
同じく、ニュージーランドの公用語でもある先住民族のマオリ語があちこちにつかわれてます。(会話に使われるというよりは、壁の掲示などあちこちにマオリ語も合わせて書いてあるという感じ。)
クラスがない
教室は無く、2〜4歳の子供たちがみんなひとつの大きな空間で遊んでます。(目的ごとにちょっと仕切ってあるスペースはある)
絵の具ペイント、ねんど、工作、パズル、楽器とか、日替わりのおもちゃも山盛り準備してあって、子どもたちは思い思いに好きなもので自由に遊んでよし。それを先生たちは見守っているという感じ。それぞれが好きなものを伸ばしてあげようという方針みたいです。
帰り際にみんなで1つの部屋にあつまって、マットタイムという帰りの会的なことをしてます。それを迎えに来た親がこっそりと見守って、順番に子どもを引き渡されます。
午前中のおやつは好きなタイミングでたべる
午前中に設定されてるおやつタイムは2時間くらい幅があって、子どもが自分の好きなタイミングで食べていいらしいです。
・集中してる遊びを邪魔されず取り組めるように
・自立心
・決断力を養う(いつ食べるか)
という目的があるそう!
もちろん先生が助けてくれるんですが、おやつの時間に、ランチの分まで食べてしまわないように。というのを考えながら行動しないといけないらしい!
おやつが入ってる弁当箱を別室から持って来て、ちゃんと片付けるのも大事な練習。
うちの娘2歳は、食べるのが大好きなので午前中にぜんぶ食べるんじゃないかな。。と心配でしたがそれよりも遊びたいみたいで、心配不要でした
ランチは、みんなそろってグループになって食べるとのこと。(娘が通っているところの場合です。もちろん園によってやり方は違います)
連絡帳はない
毎日書く連絡帳はないです。
そのかわり、子供ひとりひとりの成長記録的なファイルを先生が作っておいてくれてます。
連絡はメールなどオンラインツール
お知らせプリントなどは無し。
基本的に、先生に伝えておくことがあればメールで連絡。ニュースレターとか、園からのお知らせ事項も、メールやオンラインシステムにログインすれば見れるようになってます。
前の保育園でも、毎週メールでニュースレターやお知らせ連絡が来てました。
いまの幼稚園では、プリントといえば1学期にニュースレターをプリントしてあるもの1枚、ぐらいです。
なにか変わった様子とかは送り迎えの時に、先生と直接話してシェア。
帰りに、「今日はどんな様子だったよ〜」と先生が教えてくれます。もっと詳しく様子を聞きたかったり、相談したいことがあれば、聞けば色々とアドバイスもくれます。
スマホ開けばいつでも見れるのもいいよね。
入園式とか卒園式がない
「4月からいっせいに入園して3月におわり」というのがありません。
好きな時期に通い始めてOK、もしくは空きがなければウェイティングリストに登録しておいて、空いたら始まるという感じです。
小学校に上がるのは5歳の誕生日がきてから、というやり方なので、卒園の時期もみんなバラバラ。
うちの場合は、今年の新学期が始まってから2週目に始まりました。長いクリスマスホリデー明けに戻ってきた子供たちが少し落ち着いてから、新しい子供たちを迎えたいということだったそう。
たしかに新しい場所に慣れない子供たちや、久しぶりで落ち着かない子達をいっせいに対応するのは先生にとっても大変だし、子供たちにとっても先生が向き合ってくれる時間が長い方がいいですよね。
週20時間まで無料
ニュージーランドでは、3歳以上は週20時間無料で幼稚園・保育園に通えます。
そしてありがたいことに、うちの地域の場合は2歳になると週20時間無料になる幼稚園がありました。(どうやらニュージーランドの南島だけにある幼稚園みたい?北島にも同じようなシステムの施設あるのかな?)
以前はもっと長い時間だったそうですが、それでもありがたいです
入園の時に、アクティビティとか文房具もろもろにあてられるという寄付金$50を払いました。でもたったこれ1回だけで、毎年払うとかそういうことも無いそう。
永住権をもっていなくてもOK
実際、うちはワークビザだけど払ってないです。
6時間×3日=18時間。残りの2時間分は、2時間だけ預けるっていうことができないので消化されてる感じではありますが、特に誰も文句いう人はいません。
残りの2日は私が一緒にいて、追加で預けたい場合はもし空きがあれば1時間$6くらい払えばいけます。(これはうちの園の場合の話。地域や園の時間、規定によって変わります)
デイケア(託児所・保育園)or 幼稚園?
幼稚園の場合は、だいたいどこも9時前〜3時前までと時間が決まっています。これより早く・遅くまで子どもを預けたい場合は、もっと長い時間開いている保育園・託児所を利用します。
保育園・託児所のことをデイケア(Daycare)
幼稚園のことをキンディ(Kindy)
と呼んでます
デイケア(保育園・託児所)で週20時間無料になるのは3歳から(これはニュージーランド全土)なので、仕事復帰などで3歳前から預ける場合はお金がかかりますね。
待機児童
これは各施設の空き状況によります。
日本のように4月に一斉に始まるわけではなく、空きが出たら新しい子供たちがバラバラ入ってきます。
地域やタイミングによっても状況は変わり、わたしが住む地域での話になりますが、いま行っている幼稚園は空きがでるまで3〜4ヶ月ほど待ちました。長い休みをはさんでいたことと、地域の保育園がひとつ閉まってしまったので、急に他の園が忙しくなってしまったのが理由。同時期に、一番料金がお得なところは6ヶ月待ちともいわれたそうです。
その前に通ってた保育園は「来週からどうぞ〜」という感じですぐに入れたので、ほんとその時の状況によります。
なんにせよ、日本ほど待機児童が問題になるほどやばい状況ではないです。
海外の幼稚園での不安
英語環境で自立した行動
いまの幼稚園はプレスクールとも言われ、小学校に入る前の準備をするという目的がある場所なので、自分でなんでもできるようになる練習をする場所です。
2歳から幼稚園なんて早すぎるかな、4歳の子と同じ環境で自分でいろいろできるのかな。。
自由な環境と聞こえはいいものの放置されて遊んでるだけなのかなー?
まあ海外で無料だし多少のことはしょうがないか?w
とかいろいろ気がかりもあったんですけど、親の心配をよそに初日から新しいおもちゃが嬉しかったみたいで楽しそうに通ってます。先生もめちゃ優しいです。
まだまだ日本語が強い娘ですが、先生の話してることはどうやら少しづつ理解して来ている様子?
弁当メニューどうする
いまの悩みは、うちのところは給食がないので、お弁当のメニューですね!
ちょっとのアレルギーとか2歳らしくまあまあ好き嫌いもあるし、毎日同じだと飽きちゃうし。フルーツも食べない。
他の子のランチボックスには、切っただけのキューリとか人参がはいってて、こんなのがおかずになっていいなーとちょっとうらやましくもあり。
まとめ
ニュージーランドでの幼稚園のようすをシェアしてみました!
通い始めて2週間なんですが、とってもいい環境で娘ものびのび遊んでいるので本当によかったです。室内は土足で座ったり寝転んだり、外では裸足で走り回ったり服もたくさん汚して帰って来ますが、私たち親2人にとってもこのくらい雑なのが合ってるなと感じます。
まだまだ日本語が強い2歳5ヶ月の娘、これからどんな風に英語を吸収していくか過程を見るのも楽しみです。
【YouTube】 Nina & Take / ニナとタケ
高卒から大工として永住権に挑戦するプロセスやニュージーランド現地での生活・子育てをリアルタイムで発信してます。フォロー&チャンネル登録よろしくお願いします♡
【Twitter】
▷Nina🇳🇿 海外移住&子育てマミー @NinaHisako
▷たけ🇳🇿 ”NZ公認”建築大工⚒ YouTuber @takiporcorosso1
【Instagram】
▷家族アカウント:Nina & Take @nina_take24
▷タケ-海外で億越えの家を建てる大工さん- @eigo_de_daiku