ニュージーランド永住権の申請に必要な英語テストで、夫タケさん(高卒)がなんと1回でIELTSスコア7.0を達成するという快挙!!
高卒&勉強キライな旦那のダディー@takiporcorosso1
なんと2ヶ月の勉強でIELTS英語テスト7.0のハイスコア!一発合格すごい!
ニュージーランド永住権にまた近づいた😭ダディー英語はうまいのに「テスト」となると話は別で、初めは絶望的だったけどすごい飛躍。
今日は調子にのっておくれ https://t.co/sLxpU0MPYQ
— Nina🇳🇿海外移住&子育てマミー (@NinaHisako) April 26, 2019
ニュージーランド永住権までの長い道のり。その中でも我が家の気がかりは、「英語テスト」と聞いただけでイライラし始めるくらい勉強なんかしたくないタケさんでした。
ニュージーランド永住権申請に必要なIETLS(アイエルツ)のスコア6.5って、これくらいのレベル↓
- TOEIC 820〜870点
- 英検 準1〜1級の間くらい
IELTSは、聞く・読み・書き・話すの4科目をはかるテスト。
旦那より先にIELTSを経験した私からすると、抽象的で答えるのが難しい質問もあり、体力も精神力も使うテストだったなという印象。
そんなタケさんがどうやってこの高得点にたどり着いたのか、せっかくなので紹介したいと思います。
この記事を書いた人
ニュージーランド・クイーンズタウン在住のNina(@NinaHisako)
ニュージーランドで大工としてネイティブに囲まれて働く高卒の夫タケさん( @takiporcorosso1)は永住権取得に向けて奮闘中
タケさんの勉強バックグラウンド
- 高卒(ちなみに学校へは行かずカラオケざんまい)
- 勉強キライ(ノート買ったことない)
- ただ暗記力は良かったため、テスト直前にクラスメイトからノートをFAXしてもらい一夜漬けで点を取っていた(注:好きな世界史1科目のみ)
- 高校は中退する気マンマンだったので、臆することなくテストは白紙で提出したこと多々
- 英語・数学・物理など苦手科目のテストは、ほぼいつも白紙で提出(英語の先生が苦手でイヤになってしまったらしい)
テスト申込み時の英語レベル
○得意
- 海外生活8年で、英語を話すのはかなり上達。オーストラリアのワーホリ時代に英語力が足りなくて悔しい思いをしたので、部屋にこもって勉強したしたこともあったそう。(鬼負けず嫌い)
当時の英語レベルについて書いた記事↓
https://nina-life.com/2018/12/07/workingholiday-english-level/
- ニュージーランドでは、ネイティブに囲まれて大工として働いている。(Fワードだらけの現場)
✖️不得意
- オーストラリア時代、誰でも受かると言われたフォークリフト免許の筆記テストで落ちる。テストを受けるという経験がないため答え方が全く分からず、文章で状況を説明しないといけないのに1単語のみで回答。(職場で、あのテスト落ちるヤツいるのかと非ネイティブの人にも驚かれる)
- 日本語・英語どちらでもメールやエッセイなど書いたことが無いため、ライティングは何をどう書けばいいのか分からず絶望的。
- 「テストを受ける」ということに全く慣れていないため、脳と全身が拒否反応を示す。勉強のためにノートを開いたら5秒でイライラ。そこでモチベーション無くなり、その日は勉強なし(2ヶ月しか準備期間ないのに)
IELTS…
学校通った方がいいかも。
・まず勉強の仕方がわからない
・テストの答え方がわからない
・もう自分が誰なのかもわからない
— たけ🇳🇿ポンコツダディ・NZの大工🔨 (@takiporcorosso1) January 31, 2019
あかんな。
IELTS🤦♂️
見出しを選んで付けろなんて。
見出しってなんや。
フローチャートてなんや。
日本語でもわからんのに英語でできるか。このヤロー。
休憩。
こういうときに学歴があった方がいいと思うね🤦♂️🤦♂️🤦♂️🤦♂️
大工に見出しもフローチャートも関係なかったぞ…今までの人生でorz
— たけ🇳🇿ポンコツダディ・NZの大工🔨 (@takiporcorosso1) February 27, 2019
オレね、結構英語できるんです。
だからね、IELTSのリーディング読めるんですよね。
スピーキングならニュースの世界情勢でも話せる。
ライティングは無理だ🤔
リスニングは答え方がわからない。。読めるし、話せるし、リスニングできるのに、このレベルorz
英語ゼロからやる人、まじで尊敬🥺🥺
— たけ🇳🇿ポンコツダディ・NZの大工🔨 (@takiporcorosso1) January 31, 2019
試験対策ゼロの段階で、2ヶ月後のテストを申し込んだ
- テストを先に予約&支払いしたことで、勉強するしかない状況に追い込んだ(IELTSの受験料はけっこう高い)
- スコア達成までに何度かIELTS受験することになるなら、とりあえず受けて実際の試験の雰囲気や流れを体験してみることにした
- 嫁の感覚的に、これまでの積み重ねのおかげでタケさんの会話力や単語力は高いので、集中して対策すれば奇跡が起こる可能性はあると思った。あと、おそらく毎日は勉強しないであろうタケさんのIELTS対策時間を凝縮すると、計2〜3ヶ月くらいのもんだろうと予測
IELTSテスト対策でやったこと
勉強時間
- 月曜〜金曜は8−17時でフルタイムの仕事。
- 平日の夜は、疲れ次第で勉強したりしなかったり。主に、土日にまとまった時間をとってテスト勉強。
- 対策期間2ヶ月のうち、はじめの1ヶ月は計30時間もないほど。2ヶ月目から、勉強の濃度があがる。
英語のテスト受けたコトない。
けど、英語圏8年目。日本人と働いたコトないし、英語で仕事してきた。
のにIELTSの点が全く伸びない。
一日一回なリーディング模試。
1週間目で、本を全て焼き尽くしてやろうかと考えておる🔥そんなポンコツダディーです。
ので、みなさん。
君達はすごい。
— たけ🇳🇿ポンコツダディ・NZの大工🔨 (@takiporcorosso1) February 8, 2019
テスト対策
リーディング・リスニング
- くじけそうになりながらもひたすら模試を解いて問題形式に慣れる。リーディングは時間配分を意識。
- 英語は読めるので、テストにどうやって回答するのかということを理解する練習。何度かやるうちに、この2科目は点が取れるようになってきたので、苦手なライティングをカバーすべく高得点をめざす。
ライティング
- はじめは絶望的。1〜2行しか書けずイライラして紙をくしゃくしゃに
- 知り合いが紹介してくれたIELTS講師からのマンツーマンレッスンを週1で受ける
↓
- 絶対に知っておくべき IELTSのライティング採点方式がよく分かった。スコアが取れる文章パターンや、減点されるポイントを理解。(先生からの「日本語作文とはまったく構造が違うので、日本人はだいたいライティングが苦手」という言葉をきいて、ちょっと安心していたダディー)
- 白紙0点から、5〜5.5ポイントは取れるように、どうにか文章をひねり出して時間内に文字数を埋める特訓をした。もちろんすぐに書けるようにはならず、何度もくじけ&イライラMAXになりながらも諦めずがんばってました。対策期間の最終週では、先生から”Very good!”と言ってもらえるまでに。
スピーキング
- 参考書に載っているサンプル質問を見ながら、ひとりでブツブツとアウトプットの練習。
- 英会話はできるけど、スピーキングテストでは大工現場で使うようなカジュアルな話し方はダメ。ちゃんとした英文を頭の中で組み立ててスピーチなど、1人で練習して、マンツーマンレッスンの時に余裕があればスピーキングをチェックしてもらった。
実際に使ったおすすめ参考書まとめ↓
https://nina-life.com/2019/05/11/ielts-study/
そして快挙!スコア7.0の内訳
- リスニング 8.0
- リーディング 6.5
- ライティング 6.0
- スピーキング 6.5
Overall (平均)7.0!!
タケさん、イライラしながらもちゃんと向き合って努力したもんね。。
今日だけは
IELTS
1発目
7,0
の
余韻に浸る。
いや…
やっぱり
今年いっぱい…
— たけ🇳🇿ポンコツダディ・NZの大工🔨 (@takiporcorosso1) April 26, 2019
https://twitter.com/takiporcorosso1/statuses/1121704429252567042
IELTSに有効だったなと思うこれまでの英語勉強など
- 単語力をつける。単語力がないと読んでても聞いてても理解できない
- 英語の新聞を読む。表現方法や、どうやって文章が書いてあるかがすごく参考に。
- これまでに海外で働いたり生活したことで、問題に出てくる海外現地の日常にまつわるトピックや使われる言葉が身近になっていた。(シェアルームとか、会社の休暇申請、業務中の休憩タイムなど)
勉強キライだけど気合い入れて勉強できた秘訣
- ニュージーランド永住権を取る!という強い気持ち。永住権の申請に、英語テストが必要なのでやるしかなかった
- 1回の受験料が高い(NZ$385)。さらに、クイーンズタウンから会場まで遠いので往復の交通費、宿泊費、食費などテスト1回の費用負担が大きい。
- 「プレッシャー与えるつもりは無いけど、テストのための遠征費用が高いから少ない回数でできるだけ早く終わらせてほしいな♡」という嫁からのプレッシャー
おはよーさん。
いやー……
ひどい夢を見た🥶
さすがにビビって夢占いチェックしたら
プレッシャーかかってるらしい。ん…?
お前か。
IELTSのやろー。
— たけ🇳🇿ポンコツダディ・NZの大工🔨 (@takiporcorosso1) February 17, 2019
※悪夢をみるほどテスト勉強で追い込まれていたらしい
もし万が一、また条件が厳しくなって「高卒は永住権の資格なし」ってことになったら大変(そんな話が出てるわけではないけど、最悪の状況として)。
なので、できる準備は早めにしておこうという話にもなりました。
まとめ
「今までの海外8年の英語生活で、単語力・英語力を見に着けていたおかげで、2ヶ月の対策期間でこれだけのスコアを取れたんだと思う」
「テストで点を取ることを目標とするよりも、そもそもの英語力を上げておくことが大事」と、タケ談。
単語力を上げたり、ある程度は英文が読める、話せるっていう英語の実力がないと、対策してもこのテストは乗り越えられないだろうなぁ、と語っておりました。
あとは、英語ができるからといって、簡単にスコアに結びつくわけではないのでIELTS専用の対策が必要です。
https://nina-life.com/2019/05/11/ielts-study/
以上、高卒でテストなんて受けたことがないタケさんが、苦しみぬいた末にIELTSのハイスコアを取るまでのがんばりを紹介してみました。
https://nina-life.com/2019/05/22/ielts-our-experiences/
【YouTube】 Nina & Take / ニナとタケ
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